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●労働基準監督署の調査・是正勧告対応
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労働基準監督官には労働法令遵守の指導や違反行為の取締りの為、法律により次に掲げる権限を賦与されています。
１．事業所及びその附属建設物への立入調査権
２．帳簿・書類、証拠物件などの提出要求権
３．事業主や労働者に対する尋問権、報告命令権、出頭命令権
４．事業所の附属寄宿舎に関する即時処分権
また、監督官には、労働法令の一部について司法検察権が賦与されており、、労働法令違反者を逮捕又は送検する権限もあります。
監督官が行う調査（臨検）には、大きく分けて、下記２つに分けられます。
| 定期監督 |
労働基準監督署が定めた年度計画の方針に基づき、その年の行政課題に合った事業場を選定し調査するもので、最も一般的な調査です。
事前に電話か書面で通知があり、日程調整が行われることが多いのですが、突然事業場に訪問してくるケースや、資料を持参のうえ、監督署に呼び出されるケースも見受けられます。 |
| 申告監督 |
労働者から労働基準監督官への労働基準関係法令の違反事実の申告に対し、調査するものです。証拠保全の必要性があるため、抜き打ち、立ち入り調査が行われるケースが多く見受けられます。 |
※上記のどちらがより「やっかい」かと言えば、断然「申告監督」です。
申告者の氏名を公表することで、申告者が会社から不利益な取り扱いを受ける
可能性があるため、「申告監督」であることを明らかにせず、 定期監督を装い
調査が 行われる場合もありますので、注意が必要です。
（申告の大半は、割増賃金の未払い請求です）
臨検（定期監督）において調査される主なものは、下記のとおりとなります。
●就業規則の届出はなされているか？（規定内容が法改正に適応しているか？）
●時間外・休日労働に関する協定届（３６協定届）の提出がなされているか？
●賃金台帳・労働者名簿、出勤簿（タイムカード）はきちんと調製がなされているか？
●賃金の支払・計算方法は適切か？
・割増賃金の計算方法は適切か？
（割増率、労働時間の端数処理、みなし残業代、残業単価の基礎に含む手当 等）
・割増賃金の支払いがきちんとなされているか？（管理監督者、サービス残業 等）
●労働時間は適切か？（長時間労働、休憩、深夜勤務 等）
●変形労働時間制の届出はきちんとなされているか？（導入事業所のみ）
●労働条件通知書（雇用契約書）の記載内容は適切か？
●健康診断（雇入れ・定期等）がきちんと行われているか？
臨検で法令違反が認められると、「是正勧告書」が交付され、即時、または一定期間内に
違反事項を改善し、「是正報告書」を提出しなければなりません。
仮に残業代未払い等で是正勧告を受けた場合、原則、過去２年分の支払いを労基署より
求められます！
※故意の未払いだけでなく、計算方法を間違えていたような場合も含みます。
臨検や是正勧告に適切に対応するには、労働法についての専門知識が必要となり、
対応方法によって状況や結果が大きく変わる可能性がございます。
私共では下記� 銑�のすべて、もしくは�◆椨�、�◆Ν�のみでも、ご対応が可能です。
�［弩〜飴�前調査・協議（事前に調査日が判明している場合）
⇒想定される指摘事項を事前にチェックし、調査前に改善・対応できるものについては、
早急に処理し、処理できないものについては、主張や反論できる余地の有り無しを
判断のうえ、�△砲�ける応対方法を協議、対策を講じます。
�⇔弩［�会い
⇒監督官の質問に応対し、指摘事項に対し会社側で主張や反論できるものについては、
事情説明を行います。また指摘を受けた事項について、中身を精査します。
※労働法についての専門知識なしに応対した場合、是正内容の中身について
理解ができず、適切な対応ができない場合があります。また、本来であれば
反論・主張できる事項についても是正勧告を受けてしまい、結果として残業代の
未払いなどで、払わなくともよい金銭負担が生じてしまう危険性もあります。
��是正勧告対応
⇒指摘を受けた違反内容を的確に把握して、速やかにその是正措置を行ない、
その結果を「是正報告書」に記載いたします。
初回のご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください！
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お見積もりも無料となりますが、上記ご要望、是正内容等を
お伺いしたうえ、個別での御見積りとなります。
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